-長編-

セカンドプリンセス-青薔薇物語-

古からの魂と意思を受け継ぎ、深海のようで、蒼穹《そうきゅう》のようで、強く、艶やかで、溶けるような青い瞳を持って生まれる――それこそが【青薔薇姫】の資格。『外に出てはいけない』そう教えられたフツキは唯一の肉親である叔父が失踪し、一人屋敷で待っていた。しかしある日突然何者かに追われる羽目になり、外の世界へ飛び出した。そこで一人の青年から告げられたのはフツキが世界を護る為に生まれた青薔薇姫であるということ。青薔薇姫は一体何を護り、何を壊す?青薔薇姫を襲う彼等の目的と隠蔽された過去には何が?儚くも、美しい青薔薇姫と従者達の運命は?ダークで甘く、少し切ないゴシックファンタジーを今、貴方に。

旋律の国のアリス

奏でられる秘密の旋律、白兎に誘われるままに二重奏を弾くアリスは記憶を無くしたまま美しき調べが流れる【旋律の国】へ――。狂愛と常死、そして旋律と戦慄が絡まり合う世界でアリスが見る物は?アリスの無くした過去には一体何が潜む?さぁ美しく歪み、狂う住人達の待つ旋律の国へ貴方をご招待致します――。

-短編-

桜少女と舞う桜

君の太陽、空が泣いた日に。

最後の君に愛しい口付けを

Antinomic†requieM

満月に捧げる青薔薇鏡奏曲

香らぬ香りは芳しく。

Back